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【福島良一 メジャーの旅】大谷フィーバーで思い起こす歴史的本塁打王争い 「現代のルース」が強力ライバルたちと三つ巴の戦い (1/2ページ)

 大リーグもシーズン大詰め。エンゼルス大谷翔平(27)も2桁勝利&2桁本塁打に加え、日本選手初のホームラン王争いが正念場。その史上まれに見る熾烈な争いに、過去の歴史的な本塁打王争いが思い出される。

 1931年に史上最強の3、4番コンビ、ヤンキースのベーブ・ルースとルー・ゲーリッグが激しい鍔迫り合い。シーズン終了直前にゲーリッグが追い付き、両者とも46本で譲らず。何かと対照的な2人が仲良くタイトルを分け合った。

 46年は第二次世界大戦から帰還したア・リーグ強打者同士の争い。夏場にハンク・グリーンバーグ(タイガース)が“打撃の神様”テッド・ウイリアムズ(レッドソックス)に8本差で独走を許すも44本対38本と鮮やかな逆転劇を見せた。

 61年はヤ軍の「MM砲」、ロジャー・マリスとミッキー・マントルが対決。史上最強のスイッチヒッター、マントルが善玉に対し、外様のマリスは悪玉のように思われた。その両者がルースの60本に挑み、激しいデッドヒートを繰り広げた。

 結局、シーズン最終戦でマリスがルース超えの61号を放ち、マントルは54本止まり。だが、当時のコミッショナーが「ルースは154試合制、マリスは162試合制」という理由から注釈付きで並列扱い。「61*」という映画にもなった。

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