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【定年後 難民にならない生き方】通勤時の感染対策どうすれば…災害専門家が説く「コロナ×インフル同時流行」準備 (1/2ページ)

 新型コロナとインフルエンザの同時流行への警戒が高まっている。東京都医師会は予防接種の受診を促す動画を配信するとともに、感染症の世界的流行や大規模災害に備え、専門病院の設置を求める提言を発表。一方、企業の対応はまちまちだ。時差出勤やテレワークは必ずしも継続されておらず、なにごともなかったように“全員出社”体制が敷かれていることも珍しくない。通勤時はどのように自衛すればいいのか。

 新刊『新型コロナ×防災マニュアル』(扶桑社)が話題の国際災害レスキューナースの辻直美さんに聞いた。

 「職場に着いたら玄関で手指消毒を行います。噴霧タイプはしっかり下までワンプッシュして、手がびしょびしょになって、したたり落ちるぐらいが適量です。このとき、少量しかつけないとウイルスは死滅しません」

 ビルやオフィスの玄関にアルコール消毒用ボトルが設置されていないこともある。だがその場合も「ないから、まぁいいか…」で済ませず、自分で携帯できるアルコール消毒用アイテムを用意するとベター。持ち歩けば、気になったときにサッと消毒できる。液体タイプは乾くまで少々時間が必要だが、ジェルタイプならすりこむだけなので短時間で済む。

 「デスクにもアルコール消毒液とティッシュを常備するといいですね。職場は3密になりやすく、新型コロナ対策への意識やモラルもバラバラ。複数の人の飛沫がデスクにつきやすいので要注意です。始業時、終業時のほか、“汚染されたかも”と思ったら、その都度、消毒しましょう」