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【定年後 難民にならない生き方】他人事ではない“コロナ離婚” 夫婦関係にも目配り&メンテナンス! 日常的な感謝の言葉が肝心 (1/2ページ)

 「夫婦は“何もせずにうまくいく”なんてことはありません」

 こう語るのは今月20日に著書『不機嫌な妻 無関心な夫』(ディスカヴァー社)を出版した心理カウンセラーの五百田達成(いおた・たつなり)さん。“コロナ離婚”という言葉が生まれた2020年。新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛やテレワークの広がりは夫婦関係の悪化、そして離婚という思わぬ波紋を呼んでいる。

 「妻に『いつまで在宅勤務なの?』と迷惑そうに言われた」(55歳・男性)、「飲み会も減ったので早く帰ると妻の機嫌が悪くて」(60歳・男性)と、自虐も含めた笑い話として語る中高年男性は少なくない。

 だが、妻たちの嘆きは深刻かつシビアだ。「夫がいると食事の世話だけで1日が終わる」(50歳・女性)、「オンライン会議の予定はいつも夫が優先。共働きなのにおかしい」(48歳・女性)と妻たちの怨嗟(えんさ)の声はネット上にもあふれている。「うちだけは大丈夫…」と油断を重ねた結果、ある日突然、離婚をつきつけられて仰天するといった出来事は決して対岸の火事ではない。どうやったら、防げるのか。五百田さんはこう助言する。

 「夫婦関係は健康とよく似てるかもしれません。体力に自信がある人ほど、不調のサインを軽視し、ある日、バタッと倒れるなど深刻な事態に陥りやすい。普段から健康に気をつけるように、夫婦関係にも目配りし、メンテナンスしていきましょう」

 では、どのように夫婦関係をメンテナンスすればいいのか。五百田さんが勧める基本のキは「ありがとう」を言葉にして伝えていくことだという。

 「“日ごろから感謝している”とおっしゃる方もよくよく聞くと、思っているだけで伝えていないケースが結構あります。“わざわざ言わなくても、うちは通じ合っているから大丈夫”という発想は夫婦関係破綻への第一歩です。感謝や気遣いはしつこいぐらいに言葉に出し、積極的にアピールしてください」

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