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【定年後 難民にならない生き方】他人事ではない“コロナ離婚” 夫婦関係にも目配り&メンテナンス! 日常的な感謝の言葉が肝心 (2/2ページ)

 日常的に「ありがとう」を伝えられるようになったら、「大好きだよ」も加えてレベルアップ。というのも、夫婦が「仕方がないなあ」とお互いに許し合うには愛や恋といった感情が不可欠だと、五百田さんは断言します。

 「ギスギスした敵対関係ではなく、仲良しであることを互いにアピールし合うのは、無用な争いを避けるために必要なコミュニケーションです。これは野生のライオンやサイでもやっていること。恋愛感情と聞くとひるんでしまう人は“常に味方でいる感覚”でも構いません。まずはどんどん感謝や好意を口にしましょう」

 日本人の平均寿命は伸び続け、生涯で夫婦がともに過ごすトータルの時間は長くなる一方。働き方が変わり、生き方が変われば、結婚生活や夫婦のありかたも変わっていく。夫婦の会話のニューノーマル(新様式)をどう設計するか。100組の夫婦がいれば、100通りの選択肢がある。今の関係にあぐらをかくことなく、目を背けることなく、夫婦関係を見つめ直すことが重要なのだ。

 ■島影真奈美(しまかげ・まなみ) ライター/老年学研究者。1973年宮城県生まれ。シニアカルチャー、ビジネス、マネーなどの分野を中心に取材・執筆を行う傍ら、桜美林大学大学院老年学研究科に在籍。近著に『子育てとばして介護かよ』(KADOKAWA)、『親の介護がツラクなる前に知っておきたいこと』(WAVE出版)。

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