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【定年後 難民にならない生き方】コロナ禍の老親“有事” 遠方家族の対応すべきことは? (1/3ページ)

 親が元気なうちに、家族間で「今後」について話し合っておいた方がいい。よく言われることではあるが、実行に移すのは思いのほかハードルが高い。コロナ禍で兄弟が遠隔地に住んでいればなおさらだ。そうこうしているうちに高齢の親が体調を崩し、慌てふためくというのも“あるある”のひとつだ。

 我が家も「きょうだいの話し合い」のきっかけは、両親の病気だった。70代になる父親の前立腺がん、母親の乳がんが立て続けに発覚し、いてもたってもいられなくなり、弟たちに連絡をとることに。両親ともに今すぐ命に関わる状況ではないが、それぞれが1週間程度の入院を控えている。母は乳房の部分切除手術を受け、退院後は放射線治療がスタート。父は手術をせず、ホルモン治療ののちに、放射線治療を受けると聞いていた。入院も、その後の通院もお互いに付き添うので「自分たちだけで大丈夫」ということだったが…。

 今、遠方への移動は難しい。親の病状を情報共有するためのきょうだい間のLINEグループに「今後について相談したい」とメッセージを送ると、すぐ義妹(上の弟の妻)と、下の弟からリアクションがあった。

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