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【定年後 難民にならない生き方】定年後、まずは自宅近くを散歩「無理せず地域社会と接点」 「道端文庫」のNPO法人コトラボ・軍司代表が助言 (1/2ページ)

 定年後は自ら積極的に地域とかかわり、新たなつながりを持つことが大事だとよく言われる。だが、これまで仕事人間を貫いてきた男性たちにとって、「地域デビュー」は想像以上にハードルが高いことも指摘されている。

 「社会の役に立ちたくて、地元のボランティアサークルに入ったけれど、リーダーと反りがあわずにやめてしまった」(67歳・男性)、「すでにできあがっている人間関係に入っていくのは難しい。今さら、人に気を遣うのもバカバカしくて…」(69歳・男性)といった嘆きは尽きない。

 家族に言われて、市の広報誌などをめくってみるが、これといった趣味もなく、惹かれるものも見つからない。「よくよく考えてみたら、若い頃からひとりで過ごすのが好き。わざわざ大勢とかかわりたくないと気づいた」(70歳・男性)という声もあった。

 中高年男性はどのように地域コミュニティーに関わっていけばいいのか。「緩く強いコミュニティーの力で持続する地域社会を」をビジョンに掲げ、コミュニティー促進を支援するNPO法人コトラボ代表の軍司大輔氏に聞いた。

 「“地域コミュニティーとの関わりが大事”なのはその通りなんだけれど、すでにある人間関係に飛び込むのはなかなか難しいし、勇気もいります。もう少し引いたポジションからでも関われる選択肢が必要なのではないかと感じています」

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