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【定年後 難民にならない生き方】確定申告を「桃太郎」で学べる指南書が登場 (1/2ページ)

 確定申告の季節がやってきた。「毎年申告するのが面倒」「年金生活になったが、申告が必要なのかよくわからない…」という声が飛び交う時期でもある。フリーランスや個人事業主はもちろん、会社員も確定申告と無縁ではいられない。副業などで一定以上の収入があれば、申告の対象になるし、病気やケガで医療費がかさめば医療費控除でお金が戻ってくる可能性もある。

 相続税や贈与税のことは知っておいて損はない。むしろ、知らないと損をすることばかりだ。しかし、いざ学ぼうと思うとその難解さに腰が引ける。誰かわかりやすく全体像を教えてくれないものか--。

 そんな税金初心者の希望をかなえる本が登場した。『桃太郎のきびだんごは経費で落ちるのか?』(ダイヤモンド社)は「桃太郎」や「わらしべ長者」「鶴の恩返し」といった有名な昔話をとりあげ、令和の税制という観点からひもとく。著者の井上マサキ氏によると「税申告と格闘しているなかで“現実逃避”として生まれた企画」だという。税理士のお堅いイメージを覆すべく、新宿ゴールデン街で「確定申告酒場」をひらくなど精力的に活動する税理士の高橋創氏を共著者に迎え、誕生したのが、この一風変わった指南書だ。

 例えば、こんな問いが登場する。

 □鶴を世話するためにかかったお金は経費?

 □桃太郎が奪い返した財宝は「所得」になる?

 □(わらしべ長者の)物々交換に税金はかかる?

 「これまで税金を、無機質なしくみのようにとらえてきたけれど、その中身を知れば知るほど“人が決めたルールに基づいて運用されている”ということを実感します」(井上氏)

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