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【定年後 難民にならない生き方】ケアワーカーの支援プロジェクト始動 高齢者施設の感染対策徹底で負担増 (2/3ページ)

 家族との面会を一時的に制限するなど介護・福祉の現場における感染対策はメディアでも盛んに報じられてきたが氷山の一角に過ぎない。

 プロジェクトに先駆けて、全国の20歳以上のケアワーカー224人を対象に実施された意識調査では、8割以上が「感染拡大前よりも仕事に対して心理的ストレスを感じている」と回答。主な理由として「プライベートの制限」「自身が感染を拡大させないか不安」「自身が感染しないか」が挙げられていた。介護・福祉法人では、新型コロナウイルスの感染拡大当初から、感染リスクを最小限にするために職員の行動範囲を制限せざるを得ない状況が続いている。

 旅行や外食の制限、移動エリアの制限、中には同居人以外との食事を禁止する法人もある。感染リスク抑制のため、風邪症状でも休める環境を整えるには、シフトは不安定になり、個々の職員の負荷が重くなることも避けられない。コロナ禍で心身ともに疲れ果て、辞めざるを得なくなったというケースも珍しくない。

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