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5秒で身体をスキャン、ぴったり下着提案 ワコールがすごすぎるデジタル店舗を作る理由 (3/6ページ)

 スキャナーは全国のワコール直営店15店舗に導入されており、19台が稼働している。専用下着に着替える時間を除けば、約5秒で全身の採寸データが測定できる。測定後、利用者は専用タブレットから3Dデータや体形の特徴が確認できる。さらに下着の悩みや好みのヒアリング項目に回答。そのデータを掛け合わせ、最適なアイテムをAIが提案する。

 「自分の体が客観的なデータで“ありのまま”に可視化されるので、最初にショックを受けるお客さまも多いです。しかし、この体験が理想のボディーを目指すモチベーションにつながるようで、定期的な計測をするためにリピーターとなるお客さまもいらっしゃいます。また、近年は自分に本当に合ったものを知りたいという傾向が強くなっています」(下山氏)

 同社はスキャナーでの測定体験に加えて、アバターを通して接客するサービス「パルレ」を2020年10月から開始している。現在は東急プラザ表参道原宿店および大丸心斎橋店で展開しており、1カ月先の予約が埋まるほどの人気だ。

 パルレではカウンセリング専用の個室で、アバターが利用者の要望や悩みをヒアリングする。アバターの「中の人」は遠隔の販売員だが、デジタルのキャラクターを通して会話することで、「アバターだと圧が無く話しやすい」「恥ずかしい体の悩みも相談できるようになった」と利用者からポジティブな声があがっているという。

ITmedia ビジネスオンライン

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