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【バフェットの次を行く投資術】バフェットは「困難を乗り切れる企業」を見つける 日本の5大総合商社のルーツをたどる (1/2ページ)

 バフェットの投資先として有名なコカ・コーラは1892年にジョージア州アトランタ、アメリカン・エキスプレスは1850年にニューヨーク州バッファロー、P&Gは1837年にオハイオ州シンシナティで創業。彼は「建国以来米国に投資する戦略が間違ったことはない」と言うが、いくら米国が発展しても、無数の企業が倒産してきたこともよくわかっている。「過去の苦難を乗り越えた歴史と伝統がある企業が将来もハードルを超える」と考えているのだ。

 バフェットの5大総合商社への投資は「日本への投資」ではあるが、総合商社が前述のバフェットお気に入り企業同様、そのルーツをたどれば恐慌、世界大戦、バブル崩壊、リーマン・ショックなどを乗り越えてきた「歴史と伝統のある企業」であるということも忘れてはならない。

 例えば、福山雅治主演の大河ドラマ「龍馬伝」で香川照之が演じた岩崎弥太郎(三菱財閥の始祖)は、さわやかな福山が演じた龍馬と好対照であったが、鬼気迫る演技で主役を凌駕するほどの強烈な印象を与えた。

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