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【バフェットの次を行く投資術】「生活必需品」ビジネスに変貌したITビジネス (1/2ページ)

 1990年代後半のITバブルの時代、バフェットがIT企業に一切投資をせず、「ITが分からない時代遅れのポンコツ」と揶揄(やゆ)されていたのは有名な話だ。

 確かに現在のGAFAやマイクロソフトなどの成長企業に投資をするチャンスをみすみす逃したかもしれないが、ほとんどが消えてしまった「ナントカドットコム」に類する企業に投資をして、資金をどぶに捨てることもなかった。「自分が理解できないことには投資しない」のが彼の方針だ。ビル・ゲイツと親友であるバフェットは、人並み以上にIT業界のことを「知っていた」はずだが、「理解する」のは別だということである。

 そのバフェットがIBMへの投資を始めたのは2011年だ。ただし、「自分が理解できないことには投資しない」という方針を変えたわけではない。「変化が激しくわけが分からない」IT業界の方が、ITバブル崩壊から約10年を経て「普通のビジネス」になってきたということなのだ。

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