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【天野秀夫 中小型厳選株】「アピリッツ」値幅取り妙味 ゲーム開発とDX関連の2つの顔、IPO・E3・決算とイベント集中 (1/2ページ)

 ゲーム業界最大のイベントである「E3」が日本時間13日午前2時からオンラインで始まります。16日までの期間中に参加するゲームメーカーはプレゼンテーションやパネルディスカッション、ライブストリームなどを断続的に開催します。

 日本企業のカンファレンス日程は、14日にスクウェア・エニックス、15日にカプコン、16日に任天堂、バンダイナムコ。プレイステーションを持つソニーは参加していません。

 一方、株式市場では10日にゲーム開発企業を手掛ける「テンダ」がジャスダックに、「ワンダープラネット」がマザーズに新規上場(IPO)します。ゲーム関連株に関心が集まりやすいタイミングとなるなか、ゲーム関連のIPOでは先輩格にあたる「アピリッツ」(4174)の相場的な出遅れに脚光が当たってきそうです。

 アピリッツは今年2月25日に公開価格1180円に対して初値は4・7倍超の5600円初値でジャスダックに鮮烈デビューしました。公開価格から初値までの4・7倍という変化率は6月9日現在、今年の最高記録となっています。

 しかし、この初値高騰が皮肉にもあだとなって、IPO後の3月に7680円高値を付けた後は、ほぼ一方通行的な下げに見舞われ、3000円ライン直前まで急落。5月下旬になって落ち着きはじめて現状は3600円近辺で推移しています。

 アピリッツの事業セグメントは「オンラインゲーム事業」と「WEBソリューション事業」に大別され、「オンラインゲーム事業」では、自社でのゲーム開発・運営のほか、顧客企業名で提供されるゲーム開発・運営を請け負うパートナーゲーム開発、ゲーム開発企業に人材を派遣する事業を展開しています。

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