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【バフェットの次を行く投資術】アインシュタインも絶賛した「複利効果」 「正のフィードバック」と「負のフィードバック」 (2/2ページ)

 逆に「負のフィードバック」は、「損を取り返そうとする」ときに起こりやすい。そもそも、市場というものは投資家がいくらで買ったなどということに配慮してくれるわけではない。したがって、売買の判断をするときに、過去にいくらで買っていくらで売ったなどということを考えて、マイナスな気分を引きずるのはハンディキャップだ。

 俗にビギナーズ・ラックと呼ばれるものは、負の気持ちを引きずらないまっさらな初心者の方が有利だということの証明だ。投資における「負のフィードバック」は、ネガティブな気持ちがネガティブな結果を生み、それがさらにネガティブな気持ちとネガティブな結果を生むという循環である場合が多い。先物を取引ではその効果が大きくなる。 (人間経済科学研究所、国際投資アナリスト・大原浩) =敬称略

 【2021年6月10日発行紙面から】

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