記事詳細

【天野秀夫 中小型厳選株】好業績の出遅れIPO株「Kaizen Platform」 米国で創業…外資に強く、外国人持ち株比率が高い (1/2ページ)

 日経平均は2万9000円ラインを基調の分岐点とする往来相場が継続としています。国内では新型コロナウイルスワクチンの1日あたり接種回数が政府目標の100万回を超え、経済活動の正常化期待がプラス材料としてある一方、五輪開催による感染拡大懸念がマイナス材料としてあり、物色の方向性は定まっていません。

 目先的には7月1日に「6月調査日銀短観」、日本時間2日夜に「米6月雇用統計」、4日に「東京都議会選挙の投開票」。米国は4日の米独立記念日を受けて5日は振り替え休日で、「米国市場は5日まで3連休」とスケジュールが密集することで相場は手掛けにくさが強まりそうです。

 こうした中、IPO(新規上場)市場に異変が生じています。まず、25日に新規上場した日本電解の公開価格が仮条件の上限価格で決まりませんでした。今年初めてのケースで昨年も2例しかありません。

 そして、こちらも今年初のケースとして、初値の公開価格割れが続出しました。22日に2銘柄、23日と24日に各1銘柄と、6月第4週(21日から25日)にIPOした12銘柄のうち3分の1にあたる4銘柄の初値が公開価格割れとなりました。

 IPOラッシュのピークの週とあって買いのニーズが限られていたこと。21日の日経平均が前日比953円安と、今年2番目の下げ幅に見舞われて地合いが悪化したことなどが、要因と考えられます。ここからIPO数は減るため、波乱は収束していくでしょう。

関連ニュース