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【株式フジ】ワクチン接種で高齢者の人出増、個人消費回復の牽引役になるか 「ファーストリテイリング」「ニトリHD」「良品計画」 (1/2ページ)

 先行してワクチンを接種した65歳以上の高齢者の行動に変化が表れています。

 6月29日の大手経済紙に「新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、高齢者の人出が増えてきた」という記事がありました。NTTドコモの携帯電話位置情報データでは、6月最後の土日(26、27日)の東京・銀座の午後3時台の人出は、60~70代が5月最終週の土日(5月29、30日)と比べ39%増加し、この伸び率は他のいずれの年代(10~50代)と比べても高く、特に70代は45%増と大きく伸びたとのことです。

 このデータから分かることは、ワクチン接種を済ませた高齢者が牽引(けんいん)する格好で、国内の人の動きが回復していくということです。当然、個人消費の回復も高齢者が牽引すると考えていいでしょう。

 日本のワクチン接種は欧米に比べスタートが遅れたものの、接種ペースは欧米を凌駕(りょうが)するほどで、このペースで進めば7月に接種率30%、そのまま順調に推移すると9月に同50%を超える可能性があります。

 欧米を例にすると、接種率が30%を超えた月にサービス業PMI(購買担当者景気指数/企業購買担当者の景況感を集計した景気指標)が上方に跳ね上がっている経緯があります。23日に東京五輪が開幕し、五輪の熱狂の中で、個人消費が大きく回復していくシナリオがにわかに現実味を帯びてきました。

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