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【凄腕アナリスト ザ・覆面】「バイク王&カンパニー」14年ぶり最高益更新 コロナで見直し二輪免許取得者数の増加 今11月期通期業績予想の上方修正 (2/2ページ)

 当期利益ベースでは実に14年ぶりの最高益更新となる。コロナ禍による人々の行動の変化を映してアウトドアブームが台頭し、密閉、密集、密接の「3密」を避ける移動手段としてバイクが見直されている。

 特に、昨年からは、二輪免許取得者数が増加に転じる等の環境変化が起き、新車、中古車の需要が高まってきていることが業績に寄与している。

 同社の場合、バイクのオフシーズンである第1四半期(12月-2月)に収益が赤字となる体質があったが、これを解消することができたのも増額修正のポイントだ。

 今回の増額修正で触れられなかった年間11円の配当予想についても、安定的な配当を行うことを念頭に、業績などを勘案した上で金額を決定するとしており、今後、増額される期待が膨らむ。今11月期第2四半期決算の発表を5日に終え、6日にはアナリスト向け説明会を実施する。

 株価は増額修正の発表後に目先の材料出尽くし感から下げたものの、4月の年初来高値875円を未更新の700円台の株価水準は値ごろ感が十分。信用買い残100万株強、売り残48万株強と信用ベースでの取り組み妙味も今後は増してくるはずだ。消費関連の数少ない勝ち組として、買い場探しに動いてみたい。

 ■ザ・覆面(ざ・ふくめん) 金融業界では知る人ぞ知るベテラン。株式の分析と着眼点の鋭さに定評がある。名を出せばハレーションが大きいため、覆面で参戦。

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