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【コロナが変えた会社のカタチ】ライオン(上) 「積極的に自分の能力を試す」副業を支援 (2/3ページ)

 「社員が積極的に自分の能力を試す場に出られる仕組みを作るのが、私たちの使命」と語るのは、一般企業の人事部にあたる人材開発センター主任部員の臼井秀人さん。社員ひとりひとりに「働きがい」を実感してほしいという大きな目的がある。

 副業の基本的ルールは、同業他社、反社会的勢力、風俗業などは認めず、就業時間外に行うことが原則だ。

 社員に守ってほしいことはまず、「健康面」という。副業は週20時間未満で、週に1日以上の休息日を確保、夜10時以降の深夜勤務は原則禁止などの条件を設けている。

 これまでの副業の申告は約60件。当初は、家業の手伝いなど身の回りにある取り組みやすい副業が申告されていた。今は、デザイナーが外部企業のロゴを作成したり、人事部経験者が他社の人事システムの導入を支援するケースなど、社員が自身の能力を活用した副業が申告されている。

 外部からの副業者受け入れにも積極的に取り組んでいる。

 昨年5月、起業に関する支援を行うインキュベーション事業の立ち上げに、必要なスキルや知識、経験を持つ人を募集したところ、5人採用のところに約1600人の応募があった。

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