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【株式フジ】土砂災害と不安定な政治環境…日経平均は一進一退の状況続く 「鉄建建設」「東鉄工業」「INPEX」「魚力」などに注目 (1/2ページ)

 静岡県熱海市の土石流災害発生から10日以上が経過しました。被害に遭われた方々には改めてお見舞いを申し上げます。

 この災害は株式市場でも気にされています。今後の災害対策強化を見越して、法面・地盤改良など特殊土木に強い建設会社「ライト工業(1926)」の株価が急伸しています。橋梁(きょうりょう)、道路などインフラ補修工事の専業建設会社「ショーボンドホールディングス(1414)」も同様です。

 これらは大きな災害が起こるたびに株価が上がる傾向がありますが、今回は過去と比べても勢いが強く、災害対策への関心が高いことが分かります。

 この流れは鉄道分野にも波及しています。大手経済紙が全国の鉄道路線を分析したところ、土砂災害の警戒区域にかかっている区間が総計1900キロメートルを超すことが分かったとしています。熱海市の土石流は、東海道新幹線と東海道本線の高架下をくぐって海に流れ込み、運転を見合わせた経緯もあります。

 線路の敷設、維持補修や駅舎など「鉄道工事」が増えることは必至です。鉄道工事の「鉄建建設(1815)」、「東鉄工業(1835)」に注目しておきたいと思います。毎年のように大きな災害が起きているのが日本です。国や自治体が抜本的な災害対策に取り組むことに疑いはありません。

 西村康稔経済再生担当相が新型コロナウイルス対策で酒類の提供停止に応じない飲食店に対し、取引金融機関から順守を働き掛けてもらう方針(その後撤回)を示したことについて批判が拡大しています。この秋に予定される総選挙で、自民党は大きく議席を減らすとの見方もあるほどです。

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