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「消費期限1日」の魚を販売するネットスーパー その仕組みは? (1/5ページ)

 フーディソン(東京都中央区)が運営する「perrot(ペロット)」は、「消費期限1日」という足の早い生鮮品までが並ぶネットスーパーだ。2020年8月にサービスをローンチし、生鮮三品(青果・精肉・鮮魚)を中心に扱っているが、特に鮮魚に強みがある。生きたままのカニやエビ、生ガキや季節の魚の刺身など、足の早い魚介類が新鮮な状態で届くことを武器にして勢力拡大中である。

 鮮魚を売りにするスーパーマーケットは数あれど、あくまでも「リアル店舗」での話だ。ネットスーパーになると、販売する鮮魚の割合はぐっと下がる。この「生鮮ネットスーパー」というブルーオーシャンに挑むのがperrotなのである。

 perrotの商品で目立つのが、日替わりのスポット商品だ。スポット商品は、獲れたての産直品が中心である。一般的なネットスーパーは、ネット専用の倉庫に商品を集めてから配送するケースと店頭の商品を配送するケースがある。前者は商品データを事前に作って販売するため、養殖魚や冷凍品など確実にそろう商品が中心になり、後者は店舗で情報化する必要があり、手間がかかるのであまり行われない。

 ではなぜperrotは産直状態でのネットスーパーを可能にしたのか。そこには2つの秘けつがあった。

 産地をIT化して日替わり品をネットで販売

 まず一つは、産地のIT化だ。

 生鮮品、特に魚介類をインターネットで販売するのが難しいのは、「鮮魚は商品に品番がつけられないから」とフーディソン・伊藤貴彦執行役員は言う。

ITmedia ビジネスオンライン

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