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日産「スカイライン」ブランドは本当に消滅してしまうのか 独自の存在感は健在 (7/10ページ)

 400Rにはアイドルストップ機構が装備されていないため、渋滞が多くなると燃費が落ちる傾向が顕著だったが、それでも400馬力超のエンジンでこれだけ走れるというだけでも御の字とも言える。ちなみに伊豆ドライブではワインディング走行などで散々燃費を落としたが、高速クルーズ区間に限れば14km/Lであった。車載燃費計の表示は実測値とほぼ一致した。

 7速ATはエンジンに比べて若干古さを感じさせる。トルク変動のショックを嫌ったのかトルクコンバーターのロックアップが解除されやすく、スロットル開度が大きめになると変速しないままタコメーターの針が揺れ動く傾向があった。

 400Rのようなキャラクターのクルマであれば、少なくともスポーツモードの時にはトルクコンバーターは直結したまま遊星ギアの切り替えだけで変速を行うダイレクトシフトであってほしい。ただしパドルシフトのレスポンスは大変に優れており、マニュアルモードでのドライビングは楽しさ充分であった。

 ◆インテリアの古さも気にならない

 このようなスポーツ性を持ちながら、車内は広く、サルーンとしての実用性を十分に持ち合わせていた。静粛性は大変に良好で、前述のようなエンジン音、排気音だけでなく、ロードノイズも効果的に遮断されていた。乗り心地はスポーツセダンとしてはとても良く、至極快適だった。

 インテリアデザインは元ネタの「インフィニティQ50」がデビューした2013年当時では十分に先進的な部類に入っていたのだろうが、今となっては古色蒼然としている。

NEWSポストセブン

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