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【定年後 難民にならない生き方】マイナンバーカードは元気なうちに取得 老後の公的手続きの手間ひま激減させる (1/2ページ)

 老後の備えと言っても預貯金や保険に関する情報共有から遺言書作成まで多岐に渡る。どれも重要性は甲乙つけがたいが、中でも、気軽に着手できる割に定年世代が見落としがちなものは何か。新刊『“もしも”のときに子どもに迷惑をかけないための準備ブック』(永岡書店)が話題の永峰英太郎さんに聞いた。

 「公的機関の手続きの多くは本人が手続きしないと受け付けてもらえません。でも年をとると、役所に足を運び、手続きをするのもおっくうになります。こうした手間ひまを一切なくしてくれるのが『マイナンバーカード』です。このカードがあれば、最寄りのコンビニやスーパーで住民票の写しや印鑑登録証といった公的な書類を簡単に取得できます」

 マイナンバーカードは番号が流出すると個人データが第三者に漏れる懸念があるといった非難も多く、敬遠している人も少なくない。だが、老後の利便性を考えると取得しない手はないと永峰さんは指摘する。

 「私の両親の家は市役所までの距離が遠く、バスや電車を乗り継いで行く必要がありました。母が末期がんになったとき、どうしても市区町村の証明書が必要になり、体がきつい状態の中、市役所まで行ったこともありました。それがマイナンバーカードさえあれば、近所のコンビニに行くだけでOKになるのです」

 マイナンバーカードは顔写真付きのため身分証明書代わりになるというメリットもある。また、健康保険証として使うための事前登録をすれば、健康保険証として利用できるようにもなる。

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