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【渡邉美樹 経営者目線】抗原検査済み従業員が接客「ワタミ安心宣言」 岸田首相への期待と不安 (2/2ページ)

 河野太郎さんが総裁選で負けたことで、この国の脱原発は後退した。しかし、そうした中であっても、ワタミは本社ビルと中京センターの電力を10月1日から、再生エネルギー100%にした。SDGs(持続可能な開発目標)経営の象徴だ。原発の核のゴミの最終処分問題は解決されていない。そうしたことにも政治は向き合うべきであろう。

 ワタミが一企業としてモデル提言する、抗原検査を使った安心宣言も、再生エネルギーの普及もコストがかかることだ。本来は、国主導で行うべきことだ。

 きょう10月5日は私の62歳の誕生日だ。屋久島の宮之浦岳の登山中にひらめいた言葉は「ここから」。私は創業から29年間経営者をし、6年間国会議員を経験し、再び29年間経営者として生きると宣言している。経営復帰後2年半がたつが、創業から2年半たった当時と今を照らしあわせている。あの頃は、失敗と挑戦の毎日だった。そう振り返れば、ここから27年かけて、1兆円企業を目指す目標も決して無理ではない。気力も体力は20代より自信がある。

 就任100日間は、マスコミや世間も期待が先行するハネムーン期間だ。首相就任100日間で、この国がどれぐらい変わるか期待と注目をしている。私も社長復帰早々、これからの100日間でまだまだ秘策を実行していく予定だ。 (ワタミ代表取締役会長兼社長・渡邉美樹)

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