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落語会、いち早い再開にこぎ着けたワケ トップ2人の先見の明 (1/2ページ)

 新型コロナウイルスの感染拡大防止をための休業要請が緩和されたことを受けて、東京都内の寄席も1日から一部で再開された。歌舞伎や舞台などがなかなか再開に踏み切れない中、いち早く動き出すことができたのはリーダーたちの先見の明があったからだ。

 東京都内の寄席は新宿末広亭(新宿区)、浅草演芸ホール(台東区)、お江戸上野広小路亭(台東区)が1日から営業を再開。鈴本演芸場(台東区)と池袋演芸場(豊島区)は6月末まで、国立演芸場(千代田区)は7月末まで休業だ。

 「寄席を再開するにあたって、落語協会(柳亭市馬会長)と落語芸術協会(春風亭昇太会長)は各寄席と再開に向けて協議を続け、独自の予防ガイドラインを作成したんです」と演芸関係者。

 都内では、鈴本演芸場、新宿末広亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場が4月6日から休業に入っていた。政府が、同月7日に緊急事態宣言を発令する前のことだ。

 「市馬会長と昇太会長は前日の5日夕方に電話で会談し、休業を想定した話し合いをしていたそうです。なので動きが早かった。2人はコロナ禍が広まり始めたころから、常にトップ会談をしていて、意思疎通ができていたんです」と先の演芸関係者は明かす。

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