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【元文春エース記者 竜太郎が見た!】五輪組織委会長の後任にマツコ・デラックス推します 多様性など条件クリア、“顔”としては申し分ない (2/2ページ)

 「候補には川淵氏のほか、大会組織委副会長の遠藤利明氏、スポーツ庁長官の室伏広治氏、前スポーツ庁長官の鈴木大地氏が挙がっていたのですが、森氏の鶴の一声が通ってしまう。密室政治で決められているということ、長老から長老という旧態依然のやり方に、国民の批判が湧くことを見越しての干渉です。イメージ刷新のため女性会長にすべきという意見があり、橋本聖子五輪相が最有力視されています」(永田町関係者)

 だが当の橋本氏は大臣辞任に難色を示しており、ほかに女性ということで丸川珠代参院議員、スポーツディレクターの小谷実可子氏の名前も挙がっている。

 「いまとなっては、国民が納得するのであれば誰でもいい」(同前)

 だとしたら天下の暴論であるが、かつて紅白歌合戦における“桃組”の躍進を説いた筆者としては、タレントのマツコ・デラックス(48)を推したい。ジェンダーイコーリティー(男女平等)、ダイバーシティー(多様性)、インクルージョン(包括性)の認識が高いという条件を見事にクリアしている。トップスポンサー、トヨタ自動車の豊田章男社長と昵懇(じっこん)で、後押しも期待できる。IOCバッハ会長もその迫力に、「日本恐るべし」とうなるだろう。ジェンダーレスなタレントが国民的スターの国は、国際的にも類を見ない。名前が挙がるだけでも、本人がありがた迷惑かもしれないが、“顔”としては申し分ない気がするのである。

 ■中村竜太郎(なかむら・りゅうたろう) ジャーナリスト。1964年1月19日生まれ。大学卒業後、会社員を経て、95年から文藝春秋『週刊文春』編集部で勤務。NHKプロデューサーの巨額横領事件やASKAの薬物疑惑など数多くのスクープを飛ばし、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」の大賞受賞は3回と歴代最多。2014年末に独立。16年に著書『スクープ! 週刊文春エース記者の取材メモ』(文藝春秋)を出版。

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