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【元文春エース記者 竜太郎が見た!】徳光和夫流「非まじめ」のススメ 20年ぶり著書『徳光流生き当たりばったり』を上梓 (1/2ページ)

 日曜の午後、『路線バスで寄り道の旅』(テレビ朝日系)でおなじみのフリーアナウンサー、徳光和夫さん。気ままな旅番組だが、徳光さんがバスの揺れに身を任せて、カメラが回っているのに寝てしまうことが多々ある。常識では考えられない自由さがなぜか大好評で、それが人気の一因なんだとか。筆者は徳光さんに聞いたことがある。

 --徳光さん、バスで寝ているとき気持ちよさそうですね

 「仕事中とは分かってはいるんですが、振動がね、心地よくてね。収録は長くてけっこう歩くし、ふとした瞬間につい寝ちゃう」

 --一瞬ですけど夢は見ますか?

 「はっと目が覚めたとき、ここは競馬場じゃないの? と思うことはよくありますね(笑)」

 御年80歳には見えない溌剌(はつらつ)さと、福々しい笑顔は全国民から愛されるキャラクターだ。そんな徳光さんが約20年ぶりの著書『徳光流生き当たりばったり』(文藝春秋、8月4日発売)を上梓(じょうし)した。実は筆者がインタビュアーを務めさせてもらったのだが、知られざるエピソードが満載の面白い1冊となった。

 立教大野球部のスター、長嶋茂雄さんの活躍に衝撃を受け、立教進学、日本テレビ入社と人生を導かれた話から、プロレス人気の立役者、ジャイアント馬場さんとの邂逅(かいこう)、歌謡界の女王、美空ひばりさんとの交流など、徳光さんでなければ知り得ない秘話が次々と語られた。

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