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【酒井政利 時代のサカイ目】フェスと五輪のはざまで…音楽とスポーツがコラボ 武井壮が発起人となり活動支援 (1/2ページ)

 コロナ禍での我慢生活がこうも続くと、誰もが我慢疲れで心が殺伐としてしまいがち。

 そんな中でも、感染症拡大予防対策をしっかりとして、少しでもコロナ禍以前の社会に近づけるよう、努力している人たちもいる。

 昨年は全面中止に追い込まれたロックフェスも、今年は規模の縮小などはあるものの、開催するために準備をしていた。

 日本の5大フェスである『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』も8月の開催に向けての準備が進んでいた。ところが、国の開催基準は満たしているにも関わらず、茨城県下26の医師会の要請で中止に追い込まれた。

 五輪は開催されるのにフェスは中止というこの“いびつさ”に、アーティストたちがついに声を上げた。

 「今この国にあるのは曖昧なルールと同調圧力。それで守られる人もいれば、殺される人もいる。誰かが不幸になるんじゃなくて、みんなで幸せになる方法はないのかな」(King Gnu・井口理)

 「しょうがないとか残念とかで許してくれる日本の音楽好きもミュージシャンも本当に優しい。ただな。もうそろそろみんな怒るよ」(ONE OK ROCK・Taka)

 「連日五輪までのカウントダウンが報道され、海外からも選手団や関係者が訪れ、着々と準備が進められる中なんとも言えない気持ち。やりきれない思い」(RADWIMPS・野田洋次郎=顔写真)

 日本最大級の音楽フェスの中止は、今後の他の音楽フェスへの影響も懸念される。

 それはアスリートたちの心にも重くのしかかっている。特に五輪代表選手にとって、平常心を揺るがすのに十分な出来事だ。