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【テリー伊藤 狸の皮算用】年を重ねてこそ重要な「スケベオーラ」 51歳いとうあさこさんに共感 (2/2ページ)

 もうひとつ、いとうあさこ姐さんから学べることがある40代、50代になると、どれだけ若く見られるのか、ということに神経が向くもの。特に芸能人は昔のイメージを保とうとして、ヘンな整形を施し、ファンから「顔が変わった」と揶揄(やゆ)される人もいる。

 自分から先に「こういう年の取り方をする」「こんなおばあちゃんになる」としっかりイメージしていると、老いに対する恐れもなくなってくるのでは。

 往年のドラマ「寺内貫太郎一家」(TBS)で当時30代前半だった樹木希林さんがおばあちゃん役を演じていた。ああいうことをすると、年を取ることが怖くならなくなる。若返りのメークはみんなやりたがっているけど、年取ったメーク、やってみたらどうか。それで過ごしてみるのも面白いんじゃないか。

 さらに、老人用のおしめやイヤホンにいまから挑戦してはどうか。私の周りでは最近、「いやァ、耳が遠くなっちゃってさ」とか「尿漏れが怖いよ」なんて話題が多い。そんなことにおびえるのではなく、まだ元気なうちに試してみたらどうか。防火訓練ならぬ老化訓練。やっておくと、老いの怖さも少しはなくなるんじゃないか。