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中村静香が全共闘のカリスマに たやのりょう一座「飛龍伝」28日から公演

 たやのりょう一座が28日から、第8回公演として東京芸術劇場シアターウエストで、つかこうへい作品「飛龍伝」を上演する。8月1日まで。もともとは2020年4月に上演予定だったがコロナ禍で延期されていた。

 ヒロインには再び中村静香を起用。第3回公演「蒲田行進曲」第4回公演「ストリッパー物語」に続き、中村と3度目のつか作品でタッグを組む座長の田谷野亮。もう1人のメイン、桂木順一郎役にはミュージカル「忍たま乱太郎」などで活躍する一洸が初参戦。

 演出は再び劇団☆新感線のこぐれ修が担当。生前のつか氏と何度もタッグを組んだこぐれが名作を忠実に再現する。

 中村は「学生運動が盛んだった1970年前後。革命の炎が燃え上がるそんな激しい時代が、つい50年前の日本にあったなんて! 私が演じるのは、後に全共闘40万人を束ねることになる女学生、神林美智子です。そして委員長の桂木、機動隊の山崎とのいびつな三角関係。愛と革命の日々、どんな景色を夢見ていたのか、何に希望を抱いていたのか、当時のことを勉強しながら精いっぱい取り組んでいきたいと思います! 皆様のご来場を心よりお待ちしております」と中村は意気込む。

 こぐれは、中村の女優魂をこう称えた。

 「女優、中村静香は、小さなヒントからひとたび役をつかむと、途端に“芯のある”女優に生まれ変わるのです。今作『飛龍伝』は、そんな中村の芯の強さと一番幸運な形で結びついた作品だといえます。『飛龍伝』は、つか自身の演出で、名だたる女優陣が名前を連ねてきました。けれど40万もの全共闘メンバーを率い束ねられるのは、中村静香をおいてないと思ってます。これは確信です! どうか存分に期待して劇場にお越し下さい、お待ちしております」

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