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【桂春蝶の蝶々発止。】衆院選、仕事する候補者選別が国民の務め 「すべては国民の皆さまのため!」なんて、候補者の言葉はウソ (1/2ページ)

 私の大好きな映画「仁義なき戦い 広島死闘篇」で、千葉真一さん演じた凶暴なヤクザ、大友勝利が、こんなことを言います。

 「ワシらうまいもん食うてよ、マブいスケ抱くために生まれて来たんじゃないの。おう?」

 えげつないセリフですが、私は思う。その言葉は大友なりに100%ウソはない。「純粋なる吐露」だと感じるのです。

 仁義なき戦いはシリーズすべてで、最悪で最低な人間模様が描かれています。逆に言うと、そこには「真実」しか存在しない。その極端な本音が大衆のストレスを発散させ、誕生から50年近くたっても、多くのファンに支持されています。

 それまでの任侠(にんきょう)映画といえば、高倉健さんの「勧善懲悪的」なものが主流でしたが、仁義なき戦いから潮目は変わり、より過激な実録系が人気を博したのです。

 それに引き換え、真実も本音も言わないのが、政治の世界です。

 「すべては国民の皆さまのため!」

 なんて、候補者の言葉はウソです。それについて私は諦めてます。衆院選は19日公示-31日投開票となりましたが、基本的にみんなウソだと思いながら、「より現実的に仕事しそうな候補や政党」を選ぶのが国民の務めといえます。

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