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【シネマパラダイス】綿矢りさの同名小説の映画化 高校生の“奇妙な三角関係”を描く「ひらいて」

 芥川賞作家、綿矢りさの同名小説の映画化。高校生の“奇妙な三角関係”を描く。主演に山田杏奈。彼女と三角関係に陥る2人にHiHi Jetsの作間龍斗と芋生悠。監督は26歳の新鋭。首藤凜。22日公開。2時間1分。

 学校でも目立つ存在の愛(山田)は、教室でひっそり過ごす男子、たとえ(作間)にひそかに恋をしている。だが、たとえに恋人の美雪(芋生)がいると知り、愕然(がくぜん)。自分にまったく関心を示さないたとえに業を煮やした愛は、美雪に接近する。友達となり、たとえとの関係を聞き出した愛は、嫉妬からか美雪に無理やりキス。さらに愛の暴走はエスカレートしていく。

 【ホンネ】好きな人の好きな人は、当然気になるものだが、愛の暴走に度肝を抜かれる。俯瞰で見ると相当イヤな奴だが、それを自覚しつつ突き進む愛から目が離せず、いつしか“あっぱれ!”な気分に。心と体の関係、その不確かさなど興味津々。 ★★★☆(映画関係者・折田千鶴子)★5つで満点、☆=星半分

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