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【高須基一朗の“瞬刊”芸能】「ジョーカー」をまねて…映画は映画、犯罪は犯罪だ!! 犯行後に作品を愚弄するような供述は心底腹立たしい (1/2ページ)

 ハロウィーンに京王線の電車内で乗客が襲われ、17人が刺傷した事件は日本国民に衝撃を与えた。容疑者の供述などからが米コミックの登場人物「ジョーカー」をまねて殺人衝動に駆り立てられた可能性が報じられる一方、模倣犯の警戒が続いている。

 こうした中、犯罪抑止の一環として映画「ジョーカー」(2019年)のテレビ地上波放送について、当面の間、自粛する方向で検討に入ったという。実際のところは、ネット配信では、この事件をきっかけに「ジョーカー」とともに、関連するバットマン・シリーズが再び注目されている。ジョーカーは、バットマン作品シリーズにおいて宿敵として登場し、悪役として負のオーラを漂わせながらも世の中の非業を背負ったキャラとして一定数のファンが惹きつけられる描き方がされている。

 過去にも悲惨な事件があった。バットマンとジョーカーの死闘を取り上げた作品「ダークナイト」(2008年)の続編「ダークナイト ライジング」が公開された12年、米国ではジョーカーを崇拝する異常者が上映された映画館で銃乱射事件を起こし、12人が死亡、70人が負傷した。

 実は「-ライジング」ではジョーカーを扱っていなかった。前作でジョーカーを演じたヒース・レジャーの急死の影響もあったのだろう。

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