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「ちゃんと終わらせる」お見事なファイナル! 映画『土竜の唄 FINAL』で“唯一無二”の三池マジック (1/2ページ)

 19日に公開された映画『土竜の唄 FINAL』。ここまで楽しませてくれたら文句なし。極上のエンターテインメント映画だ。メガホンは三池崇史監督(61)、脚本は宮藤官九郎(51)。それ以上にたまらないのが豪華すぎる出演者の“唯一無二”感だ。

 監督はどんな演技指導をし、個々の奥のものを引き出したのか。まさに三池マジックの真骨頂。アッパレ三池組!

 主演は生田斗真(37)。警察学校創立以来、最低の成績で卒業した警察官・菊川玲二役で、品位のなさは警察官の制服姿で女子高生のスカートをのぞくというシーンで余すところなく表現されている。アウトでしょ、それ! と目くじらを立ててはいけない。映画です、映画。

 そんな菊川に指令が下る。潜入捜査官“モグラ”になれと。潜入先は巨大ヤクザ組織。任務は末端価格6000万円の麻薬密輸を阻止すること。

 周辺の信頼を得るために菊川は、ヤクザの組長・日浦(堤真一)と兄弟分になる。日浦は昔かたぎの極道で麻薬は手を出さない。しかし日浦の親、轟周宝(岩城滉一)が麻薬で巨万の富を得ている。それを疑う日浦は親に半目を張ることになる。

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