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【艇王・植木通彦 さわやか交友録】仲口博崇選手 漫画「モンキーターン」でもモデルになった努力の「韋駄天」 (1/2ページ)

 ■仲口博崇選手(49)69期、愛知県出身、SG優勝1回、PGI・GI優勝7回。

 今回は10月3日からの開設69周年記念GIびわこ大賞(滋賀・びわこ)参加レーサーから経験豊富な仲口博崇選手について書きます。9月13日に『ボートレースウイークリー』で久しぶりにお話を伺いました。

 仲口選手はびわこ大賞参加レーサー中、一番の先輩レーサーになります。私も現役時代に何度も一緒に走りましたが、デビュー直後からスピードレースで注目され人気でした。彼のターンスピードにびっくりしたのを覚えています。カッコいいイメージは漫画からそのまま抜け出した感じで実際に漫画「モンキーターン」でもモデルになったほどです。

 しかし、SG優勝有望といわれながらなかなか結果が出ない日が続き大変だったのではないかと思います。その期間は約23年間で私の現役時代を超える長さです。しかもお父さんもボートレーサーなので、いい成績を出さなければなどと、彼にしかわからない気持ちもあったでしょう。

 デビューから7年目の1998年に児島(岡山)でGI初優勝。この表彰式では涙をこらえるシーンがありました。やっとお父さんを超えられたという親子レーサーにしかわからない思いがあったと思います。

 この年になんと18連勝という大記録を残しました。パーフェクト優勝したことがない私には18連勝は考えられません。一気に実力が開花した年となりました。しかし、仲口選手は大喜びはできません。懸案のSG優勝が残されていたからです。モチベーションを保ち努力した結果、ついに2014年に地元の常滑で開催されたSGボートレースダービーでSG初優勝を遂げました。

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