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【ドクター和のニッポン臨終図巻】女性漫才師・内海桂子さん 長生きには「笑い」が不可欠 (1/2ページ)

 5年ほど前、フジテレビ系のテレビ番組『中居正広の終活って何なの!?』で、ご一緒したことがあります。自分が死んだ後、24歳年下の夫が困ったり、落ち込んだりしないようにと終活に励む姿が素敵でした。日本一高齢の芸人さんは、日本一粋な姐さん女房でもありました。

 「桂子・好江」として東京の女性漫才師のパイオニアであった内海桂子さんが、8月22日に都内の病院で死去されました。享年97。死因は多臓器不全との発表ですが、文句なし、お見事な大往生だといえるでしょう。

 日本一高齢の芸人は、日本一高齢のTwitterインフルエンサーでもあったようです。Twitterを始めたのは10年前。プロフィル欄には、「大正11年生まれの漫才師です。体の右側は下駄骨折、大腿(だいたい)骨折、乳がん、手首骨折、緑内障と大体やられています。でも舞台で踊りもしています」とあります。

 97歳まで生きていれば、人間、病気知らずなわけがありません。故障しては直し、あるいは多少の故障は目を瞑りながら走り続ける…肉体という「乗り物」と、メンテナンスを続けながら上手に付き合うこと。それが、「長生きする」ということの本質なのだと思います。

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