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年末年始これは読んでおきたい「文芸書」ランキング 2020年はノベライズも「鬼滅」席巻! 忘れてはいけない「半沢シリーズ」

 コ・ロ・ナの3字を重ねると「君」になる。君は一体いつになったら立ち去るのか。などと考えていたら古い歌『After You’ve Gone(君去りし後)』を思い出した。これ、偶然にもスペイン風邪が猛威をふるった1918年に初出発売だった。さらに李香蘭らが歌った『何日君再来』(37年)も。「君」に大揺れした1年に売れた本をまとめた。(菅仁良)

 

 2020年は「君」と並んで「鬼滅」も世を席巻した。コミックスは1億冊超、映画は興収300億円超である。それでノベライズの(1)(2)(3)(9)も上位独占というわけだ。ご存じの通り本作は広義の“ゾンビ物”、つまり伝染の恐怖をテーマとしている。それが社会現象化に拍車をかけたとは思わないが。

 流行と言えば、韓流ブームも数え方にもよるが今は第4次なんだという。年初に米アカデミー作品賞をアジア映画として初受賞した『パラサイト』が先陣を切り、ネットドラマの『愛の不時着』『梨泰院クラス』が続いた。巣ごもり生活が後押ししたかもしれない。

 そして、かつては韓流ブームであっても人気の出なかった文学に引き継がれ(18)(19)がランクインした。巣ごもりの友と言えば(5)の半沢シリーズのドラマも忘れてはいけない。

 というわけで新年は、君去りし後に倍返しだッ!

 

 ※「オリコン年間“本ランキング”2019新書/ビジネス書/文芸書(TOP20)」(オリコン調べ。oricon.co.jp)。集計期間2019年11月18日~20年11月22日

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