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【中原英臣 あの医療情報ウソ?ホント!】インド株と英国株変異は短時間で広がる ベトナム株は空気感染の可能性あり (1/2ページ)

 新型コロナウイルスの流行が収まりません。昨年1月に日本に上陸した従来株の流行は終息に向かっていますが、昨年の秋に発生した英国株という変異株が流行しているのです。日本のほとんどの地域で従来株から英国株に置き換わっています。

 そこに新たに登場したのが今年の3月にインドで発生した「インド株」と呼ばれる変異株です。WHO(世界保健機関)は5月31日に変異株について発見された国名でなくギリシャ文字のアルファベットを使用するとしてインド株を「デルタ株」としました。

 このインド株はいま日本で流行している英国株の1・5倍の感染力があるといわれています。英国株の感染力が従来株の1・5倍ですから、インド株の感染力は従来株の2・25倍ということになります。

 大阪府では今年の2月にイギリス株が広がりはじめ4月に入るころには従来株と置き換わっています。従来株から英国株に置き換わるのに2カ月かかっていますから、英国株からインド株に置き換わるのも2カ月くらいと考えられます。

 厚生労働省によると5月31日現在、日本国内で確認されているインド株による感染者は53人です。東京、千葉、神奈川、埼玉、群馬、長野、静岡、愛知、大阪、兵庫、広島、鹿児島の12都府県で見つかっていますから、すでに市中感染が広がっているようです。東京や神奈川ではインド株によるクラスターも発生しています。

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