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【S列車で行こう シルバーマル“得”ぶらり歩き】小石川の古画や写真満喫 25日まで収蔵品展を開催「文京ふるさと歴史館」

 シルバーパスで時折、東京都文京区の病院に通っている。都営三田線で春日乗り換え大江戸線本郷三丁目が最寄り駅だ。診療を終えると近くをぶらつく。文京区は見どころに事欠かない。

 今日は駅近くの文京ふるさと歴史館=写真(1)=に立ち寄った。そんな文京区の見どころを展示しているからだ。

 「開館30周年記念収蔵品展 小石川をめぐる-資料でみる名所-」(25日まで、大人100円、65歳以上無料)=同(2)=では、水道橋、江戸川橋、後楽園、伝通院、護国寺などの古い絵や書などの収蔵品を展示していて興味深い。源頼朝が創建したという牛天神など、この欄でも取り上げた名所の古い絵や写真を見ていると、時代を超えた不思議な親愛感がわいてくる。

 その後常設展を見て回る。古代からの歴史がよく分かる。「歴史への時間旅行」がテーマだ。土器時代から、江戸の文化、近世までさかのぼるが、とくに「文(ふみ)の京(みやこ)」を掲げるだけあり、明治の文豪・森鴎外、樋口一葉などゆかりの作家の多さに目を引かれた。

 また病院に来た折に、訪ねてみたい名所の数々の知識を得て満足して外に出た。真砂坂を下れば5分ほどで都営三田線の春日駅だ。春日からシルバーパスで帰路に着いた。 (いくちゃん)

 【文京ふるさと歴史館】 東京都文京区本郷4の9の29。1991年4月開館で今年30周年を迎えた。「弥生土器」命名の地である文京区の歴史を展示。江戸時代の武家地・寺社地・町屋などの発展、明治時代の東京大学など多くの学校創立、森鴎外など著名な文人たちの活動を振り返る。

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