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【大崎裕史 麺喰いにつき】関西“泡系”の名店が東京進出 丼の奥底で効くゆずのエスプーマ (1/2ページ)

 大阪でミシュランビブグルマンを獲得したことがある有名人気店「ふく流らーめん 轍(わだち)」が今月10日、ラーメン激戦区・高田馬場に乗り込んできた。大阪本店は2014年3月オープン。店主は、これまた名店の「JUNK STORY」出身でまだ1店舗しかない頃に限定メニューを随分手掛けていた。その頃、限定メニューで一番参考にしていたのが漫画「ラーメン発見伝」だという。そして独立の際に漫画の中で作ることができなかった“エスプーマ”を使ったラーメンでデビュー。いきなり行列店の仲間入り。店舗拡大も果たし(現在は大阪に3店舗とFC)、ミシュランにも載るなど大活躍。

 そしていよいよ東京進出の野望を果たすときが来たようだ。なお、店主はラーメンを始める前は音楽にのめり込み、20歳から10年くらいレゲエのミュージシャンをしていたそうで、そこそこ知られた存在だったとか(Fire Works)。

 まずは看板メニュー「ふく流らーめん味玉入り」を注文。スープの取り方は、まず鶏清湯でうま味を抽出し、再度強火で白湯に仕上げるらしい。そのスープを丼に入れ、ブレンダーで攪拌(かくはん)。そこでも泡が立つが最後にユズのエスプーマ(酸味を泡で演出)を加えていわゆる“泡系ラーメン”(スープの表面に泡が浮いている関西に多いジャンル)が完成。

 最初は手前の泡が少なめのところで食べてみる。鶏が効いておいしい。しかし、個人的にはかんきつ人間なので、丼奥のユズのエスプーマが加わった感じがとてもいい。泡系、大好き。

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