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【S列車で行こう シルバーマル“得”ぶらり歩き】江戸の名残でひと涼み 一里塚と薬師の泉 (1/2ページ)

 再び東京都に緊急事態宣言が発出された。公共施設が軒並み閉まることになりかねず、ぶらり歩きには難しい日々が続きそう。なので近くの名所を訪ねることにした。

 シルバーパスで都営三田線に乗り、筆者の住む高島平から4つ目の志村坂上まで来た。ここには旧中山道の志村一里塚=写真(1)=がある。旧板橋宿から1里(4キロ)ということか。板橋宿跡は板橋区役所のそばにある。駅でいうと板橋区役所前からここまで4つ目となる。

 その一里塚を見てから、志村坂上駅から5分ほど坂を下ると、まるでタイムスリップしたような異空間「薬師の泉」=同(2)=がある。

 説明書きによると、江戸時代に参拝客でにぎわった中山道清水坂の大善寺境内のお堂・清水薬師崖下の池近くに湧出する清泉を「薬師の泉」と呼び、親しまれてきたという。

 門をくぐると、小さな庭園と池=同(3)=があった。池にはコイが泳ぎカメが甲羅干ししておりのどかな雰囲気。鳥たちが鳴き、ちょっとした自然のひとときを感じる。一隅に泉らしきものを見つけたが、係の人に聞くと今は枯れていて水は出ないという。

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