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【本当は怖い「むくみ」の原因と対策】長時間デスクワークのむくみに潜む「5大疾患」 腎臓、肝臓、心臓、甲状腺、深部静脈血栓症 (1/3ページ)

 コロナ禍の長引く自粛や生活環境の変化では、長時間のデスクワークで脚がむくむといったことが起こりやすい。脚どころか顔や手までむくみ、翌日になっても治らない人も。そんなむくみの影に怖い病気が潜んでいることがある。原因と対処法について、むくみに詳しい東京医科大学病院腎臓内科主任教授の菅野義彦副院長に話を聞いた。

 まずは、一般的なむくみからおさらいしよう。

 長時間のデスクワークなどで脚を動かさずにいると、血液循環が悪くなって、本来、静脈で心臓に戻される血液が下肢に停滞する。余分な水分は血管からにじみ出し、細胞と細胞の隙間にたまることでむくんでしまう。

 「脚の静脈の血液は、重力に逆らって心臓に戻されます。その圧力と重力とのバランスが崩れると、血液を心臓へ上手く戻すことができなくなり、むくみにつながります」(菅野副院長)

 脚のむくみは、余分な水分が脚にたまっているだけのケースが多い。ふとんに入って身体を横にして重力がかからないようにすることで、水分が心臓や腎臓へ運ばれると、むくみは解消する。だが、翌日になっても、翌々日になっても消えないむくみがある。

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