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【HPVワクチンに女性も男性も注目せよ】子宮頸がん検診率も日本は世界最低レベル 性交渉経験女性の内80%が一生に1度はHPV感染 (1/3ページ)

 新型コロナウイルスのワクチン接種で、たびたび副反応が話題になっている。HPV(ヒトパピローマウイルス)のワクチンでは、重篤な副反応が接種1万人あたり約5人といわれる。人は低い確率を過大評価し、高い確率に疑念を抱くことから、しばしばワクチン接種が問題になってきた。

 女性医療の専門医、関口由紀氏は副反応についてこう話す。

 「100%安全でない限りリスクを考えるのは当然かもしれませんが、メリットにも目を向けて判断すべきです。慢性疼痛症の患者さんを多数診察していますが、ワクチンなどで免疫が少し動いたり、接種部位の痛みが長引いたりすると、痛み症状が悪化するので関連性はあるとみています」

 思春期の女性ならではの副反応もあるという。

 「公費接種の小学校6年生から高校1年生の時期は、初潮から数年の性ホルモンによるメンタルへの影響が大きく、重い月経痛やめまい、抑うつなどが起きやすい。月経前症候群の症状が強い人は、無理に接種せず、経済的に余裕があれば、月経周期が安定する18歳以降でもいいと考えます」

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