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【カラダが喜ぶ温泉活用術】熱海など温暖な海岸沿いの温泉、都心から近い幕張も ミネラル分豊富な海風浴びてリラックス (1/2ページ)

 旅行できるようになったら、どこの温泉がお勧めなのか、とよく聞かれます。せっかくだったら、温泉に出かけて感染症に負けない体を作りたいという希望が出るのも、とても良く分かります。

 温泉を選ぶ基準は人それぞれでしょう。温泉宿の設備やお食事を見て選ぶのも楽しいのですが、健康面を考えると温泉が海辺なのか、山奥なのかなど、どんな環境にあるのかも重要です。温泉医学では、温泉は単にお湯の成分だけではなく、周りの環境も含めて温泉の効果と考えます。

 今回お勧めするのは、海岸に位置する温泉です。海から吹く風は清浄で塩分を含み、カルシウムやマグネシウム、ヨードといったミネラル分が豊富です。これらの成分を含む湿った空気がリラックス効果をもたらし鼻やのど、気管にも優しく作用します。海岸に滞在し、海の風を吸い込むことで自然と体調が整うのです。

 また、あまり暑すぎる場所や寒すぎる場所も好ましくなく、温和な気候の場所が最適です。

 もともと欧米諸国では温泉も少ないこともあって、海辺の穏やかな気候を利用して保養とするというタラソテラピー(海洋療法)という考え方がありますが、日本では海岸に位置する温泉も多いので、こうした温泉を選ぶのもお勧めです。

 関東近隣で代表的な海岸沿いの温泉といえば静岡・熱海でしょう。熱海は温暖でまさに海辺にあり、気候的に体にかかる負荷が少ない、優しい温泉です。温泉に入った後、海辺を散歩して深呼吸をすれば海から漂う空気が鼻やのどに適度な湿度をもたらします。泉質は塩化物泉が多く、食塩をたっぷり含んでいますので、湯上りは肌もしっとりしてとても良く温まります。

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