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【週末、山へ行こう】秋冬の山歩きで必須のヘッドライト、何を買う? 「誤作動防止ボタン付」を (2/2ページ)

 とはいえ、ヘッドライトを装着しても、照らすことができるのは足元とその周辺なので、暗闇の登山道が分かりにくく歩きにくいのは間違いない。まずは「早い時間に下山ができる計画を立てる」ことが最優先だ。

 秋冬の低山ハイキングの場合、私は14時~15時に行動終了できるように行動計画を立てている。多少トラブルがあったり、ビューポイントで時間を取り過ぎても明るいうちに下山できるように、という考えだ。早めに下山して、温泉に立ち寄って冷えた体をゆっくり温めて帰るのが、秋冬の登山の定番なのだ。

 ハイキングの講座などで、どんなヘッドライトを買ったらよいか質問を受けることがある。山小屋に滞在する、あるいは薄暗くなったときに少し山道を歩ければよい、という程度であれば、軽くて最低限の光量のものでよいと伝えている。より軽くてコンパクトなもののほうが使い勝手がよく、持ち歩きも負担にならない。

 テント泊や夜間の行動を積極的にするなら赤色ランプつき、光量調節などの機能が便利。以前、ザックの中でボタンが押されて点灯し肝心なときに電池切れ…ということがあったので、誤作動防止ボタン付きのライトを愛用している。

 ■西野淑子(にしの・としこ) オールラウンドに山を楽しむライター。日本山岳ガイド協会認定登山ガイド。著書に「東京近郊ゆる登山」(実業之日本社)、「山歩きスタートブック」(技術評論社)など。NHK文化センター「東京近郊ゆる登山講座」講師。

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