白鵬不在で締まらぬV争い 初日から3連敗のカド番大関・貴景勝にまでチャンス - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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白鵬不在で締まらぬV争い 初日から3連敗のカド番大関・貴景勝にまでチャンス

 ■23日、東京・両国国技館

 史上5人目の新横綱Vを目指す照ノ富士(29)=伊勢ケ浜=が、関脇明生(26)=立浪=に下手投げで敗れ2敗目を喫した。3敗は妙義龍(34)=境川、阿武咲(25)=阿武松、隠岐の海(36)=八角、遠藤(30)=追手風。平幕4人が1差で追る大混戦だ。

 さらに、初日から3連敗を喫したカド番大関の貴景勝(26)=常盤山=まで、ここにきて優勝の芽が出てくる驚きの展開に。6日目まで2勝4敗と黒星先行で2度目の大関陥落の大ピンチに陥ったが、7日から連勝街道。この日も宝富士を押し出し、6連勝で勝ち越しを決めた。現行のカド番制度となった1969年名古屋場所以降では初となる、3連敗スタートからのカド番脱出という奇跡を達成した。

 2差で追う貴景勝は「4敗しているので優勝とか、本当はそういうことを考える立場ではないんだけど。可能性がある以上は一生懸命目指さないといけないだろうし、しっかり準備してやっていきたい」。11勝での優勝は2017年秋場所の横綱日馬富士など過去3例。残り3番勝って、4度目の珍事を目指す。

 名古屋場所では横綱白鵬(36)=宮城野=が全勝優勝。照ノ富士も張り合う形で14勝を挙げたが、春、夏場所の連覇はともに12勝止まりで、高いレベルでの優勝とは言い難い。今場所は白鵬が宮城野部屋に新型コロナウイルス感染者が出たため全休。第一人者が不在だと、やはり締まらない場所になってしまうのか。 (塚沢健太郎)

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