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特捜部が“異例”の手段! ゴーン被告の妻・キャロル氏に逮捕状 関与立証へ「事件のキーマン」強調 (1/2ページ)

 東京地検特捜部が異例の手段に出た。偽証の疑いで日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(65)=会社法違反(特別背任)=の罪で起訴=の妻、キャロル・ナハス容疑者(53)の逮捕状を取ったと発表した。ゴーン被告が逃亡先のレバノンで記者会見を開くのを前に、キャロル容疑者の関与を強調する狙いだ。

 ゴーン被告が日本時間8日午後10時に予定する記者会見には、以前から関係のある海外メディアを中心に招き、自身の逮捕に関与した日本政府関係者の実名を挙げるとしたほか、キャロル容疑者との面会を制限した日本の司法制度への批判や逃亡の正当性を主張するとみられる。

 特捜部は、逮捕状の取得を公表することで、妻も事件のキーマンだとのメッセージを発信する狙いがあるとみられる。

 ゴーン被告は2017年7月~18年7月、日産子会社の「中東日産」からオマーンの販売代理店「SBA」に計約11億1000万円を支出させ、うち約5億5500万円を実質的に保有するレバノンの投資会社「GFI」名義の預金口座に送金させ、日産に損害を与えたという特別背任の罪に問われていた。

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