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【ニッポン放送・飯田浩司のそこまで言うか!】「地方創生」が菅カラーだが… インバウンドや外国人留学生の誘致には不安な点も (1/2ページ)

 菅義偉内閣が発足して2週間。報道各社の世論調査を見ても、内閣支持率は軒並み60%台、社によっては70%を超えて、絶好の滑り出しを見せています。「省庁の縦割り打破」「デジタル庁」「携帯電話の料金値下げ」など、矢継ぎ早に政策メニューを打ち出し、報道の主導権を握っていることも、高支持率を支えているのでしょう。

 これら、個々の政策メニューの根底に流れる方向性はどこにあるのか?

 初閣議で決定された「基本方針」から探ってみます。大まかに5つのテーマが挙げられていますが、順に(1)新型コロナウイルス感染症への対処(2)雇用を確保し暮らしを守る(3)活力ある地方を創る(4)少子化に対応し安心の社会保障を構築(5)国益を守る外交・危機管理-となっています。

 前政権の基本方針では「東日本大震災からの復興」が入っていたが、菅政権になって消えたという批判があります。

 ただ、基本方針のメニューは、大体4~5個に絞っています。今回を見ると、(1)と(2)は喫緊の課題で入れざるを得ない。(4)の社会保障は、団塊の世代全員が後期高齢者となる2025年問題など、今後の人口構成を考えれば今やらなくてはならない問題です。内政と外交のバランスを考えると(5)も必須。そうなると、唯一、菅カラーが出せるのは(3)のみです。そこに入れたのが地方創生でした。

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