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【親も知らない今どき入試】「グローバル教育に力を入れている大学」ランク 国際教養大ではメーカーや商社に多くの卒業生を輩出 (1/2ページ)

 今週は進路指導教諭が勧める「グローバル教育に力を入れている大学」ランクを紹介したい。これは全国の進学校の進路指導教諭910人のアンケート結果をまとめたもの。項目別に5校連記で大学を記入してもらい、最初の大学を5ポイント、次を4ポイント…として集計した。

 トップは11年連続で公立大の国際教養大だ。4年に開学した国際教養学部のみの単科大で、授業は芸術科目から体育まで、すべて英語で行われる。1年間の留学が必須で、1年次は全学生が外国人留学生と寮生活を送る。5年で卒業する学生も多いが、就職実績は高い。

 学生の就職に詳しい専門家は「国際教養大の就職先を見ると、有名大の文系学部に比べて、世界的に有名な日本のメーカーや商社などへの就職者が多く、メガバンクなど銀行が少ないのが特徴です。留学することで日本で高く評価されているのは、技術力が高いメーカーだと感じるからでしょう」という。

 高校の進路指導教諭の評価を見ると、「寮生活や留学制度など、学生が勉強せざるを得ない状況をうまく作っている」(群馬・公立高)、「日本にいながら、グローバル教育を受けられる」(岐阜・公立高)、「実業界が評価しているということは教育力が高いことに他ならない」(大阪・私立高)など。今年の合格高校を見ると、トップは地元の秋田南の8人だが、次いで3人合格の札幌北(北海道)、稲毛と市川(いずれも千葉)、小田原(神奈川)、長岡(新潟)、葺合(兵庫)だ。全国区人気だということが分かる。

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