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【高須克弥 Yes!高須のこれはNo!だぜ】辞職でしか抗議できなかった香港議員 中国の脅威阻止には実力行使が必要、日本も言葉だけでは危ない (1/2ページ)

 香港は相変わらず不穏な状況が続いている。香港立法会では中国政府に反対する立場の民主派4人の議員資格が失効させられ、それに抗議して15人の議員が辞職を表明した。

 しかし、辞めることでしか抗議の仕方がないというのは、断末魔のような状態だ。このままでは議席を持って議員として仕事していても「死んでいるのと一緒だ」という気持ちだったんだろう。

 これは、中国の統治に反対して焼身自殺したチベットの僧侶と同じく、自分の命と引き換えにしたメッセージみたいなものだ。自分の議席をなげうつという捨て身の作戦に出るような気骨のある人たちなんだから、何とかして助けてあげてほしいと思うんだけどね。

 日本の政治家でそこまで行動する人はいないよね。国会の採決で反対派が抗議の欠席をするくらいなもので、議席そのものは捨てるようなことはしない。むしろ何が何でも守ろうとしているもの。

 香港は、中国当局が強制労働をさせているという報告も出ているウイグルと似たような状況にある。高度な自治を認めているといいながら、反対勢力をねじ伏せて、統制を強めているんだ。香港で民主化運動に携わっていた活動家の人たちも逮捕され、行き場を失っている。

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