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東京「コロナ抗体0・91%」で第4波に耐えられる? 専門家「気付かぬうちにウイルス感染、撃退も」 過去の「かぜ」と同様傾向 (2/2ページ)

 米疾病予防管理センター(CDC)の査読付きオープンジャーナルに掲載された仏研究者の論文では、抗体を産生する「セロコンバージョン」が発生しなくても、T細胞の応答があった例があるといい、「抗体の前段階のT細胞やB細胞、マクロファージなどの反応を確認するのは難しいが、一般的に免疫応答は複数の経路があり、抗体ができたかどうかだけをみていても見誤る可能性がある。論文も抗体ではなく、T細胞でウイルスが撃退されたことを示している」と森田氏は指摘する。

 抗体検査に反応しなくても新型コロナウイルスを撃退した可能性のある人は多いというのだ。

 緊急事態宣言解除後の第4波を懸念する見方もあるが、ワクチンの普及までどれほど耐える力はあるのか。

 森田氏は、「感染者数が減っているのは自粛の影響も多少はあるかもしれないが、6~7月に感染が減り、10~12月ごろから拡大、翌年1月に大きな山を迎える傾向は、過去のかぜのコロナウイルスでも同様だ。今後、小さい波は来るかもしれないが、冬のような形で第4波が訪れることは考えにくいのではないか」との見方を示した。

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