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文政権八方ふさがり 処理水放出の反発で協調期待も米は拒否 日本大使館前では無許可の“座り込み”で不法占拠の暴挙 (2/2ページ)

 文政権は現在、微妙な立ち位置にいる。

 韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外相は17日、訪韓したジョン・ケリー米大統領特使に処理水問題での協調を求めたが、ケリー氏に「米国は介入すべきではない」と一蹴された。

 中国が、韓国と共闘する動きを見せているが、日米首脳会談で明確になった「対中強硬」姿勢を牽制(けんせい)するため、韓国を取り込もうとする思惑もみえる。

 このためか、鄭氏は19日の国会で、「国際原子力機関(IAEA)の基準に適合した手続きに従うのであれば、あえて反対しない」と批判のトーンをやや落とした。

 朝鮮近現代史研究所所長の松木國俊氏は「自国や海外の原発のデータや数字や、科学的根拠に基づかず騒ぎ立てる姿勢は、逆に世界の恥かきになる。これまでの慰安婦や旭日旗問題なども『根拠なき感情論』と受け取られ、自ら墓穴を掘ることになる。文大統領の支持率が低迷するなか、世論を気にして『反日』を続ければ、(5月訪米を見据えて)米国は文政権を見放すことになるだろう」と語った。

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